水は一日2リットル程度飲むのが必要だと
言われています。

これは、健康、美容、ダイエットといった
世界でよく言われていることですが、
人間の体の約60%が水分であり、
汗や尿で外に出て行く以上、
2リットルとはいかないまでも
ある程度水を飲むことは必要です。

水を飲む理由については別記事で案内していますので、
あわせてご参照くださいね。

美容やダイエットでは、
一日3リットルくらいの大量の水を
飲むことを推奨している説もあります。

しかし、何事にも限度があります

水を過剰に飲んでしまうと、
疲労感に襲われ、
頭痛や吐き気が出てきて、
最悪死んでしまう可能性もあります。

今回は、水を飲みすぎると
どのような害があるかを案内します。

とっても怖い水中毒

水中毒という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

アルコール中毒とかカフェイン中毒で
死んでしまった、とかいう話は
ニュースなどで割とよく聞くとは
思いますが、水中毒というのは
あまりポピュラーではないかもしれませんね。

アルコールやカフェインと同じく、
水も飲みすぎると毒になりうるんです。

水中毒(みずちゅうどく、water intoxication)とは、過剰の水分摂取によって生じる中毒症状であり、具体的には低ナトリウム血症やけいれんを生じ、重症では死に至りうる。人間の腎臓が持つ最大の利尿速度は毎分16mlであるため、これを超える速度で水分を摂取すると体内の水分過剰で細胞が膨化し、希釈性低ナトリウム血症を引き起こす水中毒に陥る。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E4%B8%AD%E6%AF%92

腎臓が、尿として排泄できる水分は毎分16ml、つまり
一時間で960ml(約1リットル)を超えてしまうと、
排泄できなかった水が細胞にたまって、
細胞が膨張してしまいます。

このたまった水がくせものなんです。

体の中にたまると、血液の濃度がその分薄まります。
血液にはナトリウムが含まれていて、
このナトリウムイオン濃度が下がると体に異変が起きます。

ナトリウムイオン濃度の低下こそが水中毒なのです。

出典:http://news.livedoor.com/article/detail/10262067/

症状にはいくつかの段階があります。

疲労がたまる

最初は何となく疲れる、だるいといった症状が出てきます。
暑い日に冷たい水をガバガバと飲んだら
かえって疲れてしまった、という経験はないでしょうか?

嘔吐、頭痛が起きる

さすがにこうなるまで水を飲んでしまう、
ということはないとは思います。

抗精神病薬の副作用などで、水を飲まずにはいられない
状態になってしまうことがあります。

痙攣・昏睡

さらにナトリウムイオン濃度が下がると
もはや意識を保っていられません。

体の自由がきかなくなり、倒れることになります。

呼吸困難・死亡

最後には呼吸すらすることができなくなってしまい、
死に至ります。
2007念、アメリカの水飲み大会で
死亡例が出ています。

3時間で7.5リットルの水を飲んだ
あとに死亡してしまったようです。

2007年、米国のラジオ局が主催した水飲み大会に出場した28歳の女性が、短時間で7.5リットルの水を摂取した直後に死亡する事故が起きた。遺族はラジオ局を相手に裁判を起こしていたが、このほど裁判でラジオ局の過失が認められ、賠償金の支払いを命令。その額は約1,650万ドル(約15億円)に上るという。

事件が起きたのは、2007年1月12日のこと。米カリフォルニア州のラジオ局が、賞品として用意した任天堂「Wii」にかけて、「Wiiのためにおしっこ(Wee)を我慢」という水飲み大会を開いた。トイレに行ったり、吐いたりすることなく、いかに水を飲むかを競うこの大会に、3人の子どもを持つジェニファー・ストレンジさんも「子どものためにWiiを獲得したい」と参加。ほか17人のライバルとともに水をどんどん飲み、その速さは「3時間超でほぼ2ガロン(約7.5リットル)」(米放送局ABCより)という量だった。

出典:http://www.narinari.com/Nd/20091112551.html

水中毒の予防方法は?

水中毒にならないためにも、予防方法を知っておかなくてはなりません。

水を飲みすぎない

そもそも水の飲みすぎが原因であるので、
飲む量はほどほどに、1時間に1リットルを超えない
範囲で飲むべきです。

塩分も一緒に取る

汗をかいた後には、ただの水ではなく
塩水を飲むといいと言われたことはないでしょうか?

夏場に汗をかいて疲れたときは
梅干と味噌汁が効くとも言われますよね。

汗と一緒に塩分が出てしまったから、
という理由もさることながら、
実は水中毒の予防につながるんです。

水だけを飲むと、血液のナトリウムイオン濃度が
薄くなるばかり。
そこに塩、別名塩化ナトリウムも補給しなくては
意味がないんです。

トイレを我慢しない

水をたくさん飲んでしまった、というときは
我慢せずにトイレに行くべきです。

余った水は積極的に排泄するためにも
トイレを我慢するのは良くないのです。

まとめ

水分は人間が生きるために欠かすことのできないものです。

しかし、過ぎたるは及ばざるが如し、何事も
限度が大事です。

こまめに1日2リットル程度。

水も限度を守って、今日も健康な生活を送りましょう。