ミネラルウォーターには、カルシウムとマグネシウムをはじめ、
色々な成分が含まれています。

ちなみに、水は軟水と硬水に分類できますが、これは
水1リットル中にカルシウムとマグネシウムが何mg含まれているか
によって決まります。

特に代表的な成分は、カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム
4種類で、4大ミネラル成分ともいわれています。
市販のミネラルウォーターの成分もだいたいこの4つが
表示されています。

例えば、サントリー南アルプスの天然水の
成分表は以下のとおりです。

出典:http://products.suntory.co.jp/d/4901777216884/

やはり、この4種類のミネラルが表示されていますね。

ウォーターサーバーに使われるミネラルウォーターには
これ以外には、亜鉛、バナジウム、ゲルマニウム、シリカ(珪素)
が入っているものもありますね。

ミネラルの働き

さて、ミネラルは人間の体に不可欠な成分ですが、
それぞれどんな働きをしているのでしょう?

一つずつ案内いたします。

カルシウム

一番よく耳にしてなじみのあるミネラル、カルシウム。
私たちの体の中に一番多く含まれているミネラルで、
ご存知のとおり、骨や歯を作っています。

実は骨や歯を作るだけではなく、
・筋肉の収縮
・血液の凝固
・神経刺激伝達を助ける
などといった効果もあります。

カルシウム不足でいらいらする、情緒不安定になる、
といった症状は、神経刺激の伝達が上手くいかないこの
によるものといわれています。

マグネシウム

マグネシウムは、カルシウムの働きを助ける
という働きがあります。

マグネシウムがないと、カルシウムは骨や歯から
溶け出してしまうといわれているため、
カルシウムだけをいくら摂取しても
マグネシウムも一緒に取らなければ
意味がないのです

理想的な配分はカルシウムとマグネシウムが2:1です。

マグネシウムは、
・便秘の改善
・疲労回復
という効果があります。

便秘の改善、とあるように、取りすぎると
逆にお腹を壊してしまうので取りすぎにはご注意を。

カリウム

カリウムは、私たちの細胞内液、つまり細胞そのものに
含まれている水分の中に多く存在しています。

酸性・アルカリ性のバランスを整える働きや、
血圧の異常な上昇を防ぐ働きがあります

カリウムは食べ物から多く摂取でき、
代表的なのはバナナです。
これが「バナナを食べて体を中和しよう」などと
いわれる所以ではないでしょうか。

ナトリウム

ナトリウムは、主に私たちの細胞外液、つまり血液やリンパ液の中にあり、
浸透圧を保つ働きをしています

また、カリウムとともに神経伝達をスムーズにする
働きがあります。

他には、
・血圧の上昇
・疲労回復
といった効果もあります。

ナトリウムは、食塩から摂取できるため、
普段の生活で不足するということはほとんどありません。

あまり取りすぎてしまうと、高血圧になってしまうので、
これもほどほどに。

亜鉛

亜鉛には、たんぱく質や炭水化物の代謝、皮膚、骨格の発育、
抜け毛予防などの働きがあります。

また、活性酸素を防止する働きもあるので、
がん予防、アンチエイジングも期待できます。

バナジウム

バナジウムは、主に富士山系の天然水に
多く含まれているミネラルです。

バナジウムには、新陳代謝を活性化したり、
血糖値を下げる働きがあり、ダイエットや
糖尿病予防に効果があるといわれています。

血糖値の低下は認められているようですが、
まだ研究中とのこと

一般情報
・糖尿病患者にメタバナジン酸ナトリウム125 mg/日あるいは硫酸バナジウム100 mg/日を摂取させたところ、インスリン感受性が改善し、血糖値が低下した (51) (PMID:8781301) (PMID:7769096) (PMID:8927042) (64) (PMID:8621019) (PMID:7593444) (PMID:11238540) 。しかし過剰量の長期摂取は安全でなく、また、これより少ない量で効果があるかは分からない (64) ため、この現象についてはさらなる検証が必要である (94) 。

出典:http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail724.html

シリカ

シリカは、骨格や細胞壁の構築や補強の働きがあり、
皮膚、骨、髪の毛、血管など体の大部分に使われています。

骨粗しょう症には、一定の有効性があるようですね。

一般情報
・通常の食品から摂取した場合、骨粗鬆症に対して有効性が示唆されている。ただし、ケイ素は骨形成のみに関連するため、閉経後女性における骨吸収による骨量減少に対しては効果がないことが示唆されている (94) 。
RCT
・骨減少症の女性136名 (イギリス) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、カルシウム1,000 mg+コレカルシフェロール20μgとともに、コリン安定化オルトケイ酸としてケイ素を3 mg (33名、平均60.4±11.8歳) 、6 mg (33名、平均59.7±9.4歳) 、12 mg (33名、平均60.8±9.7歳) 、12ヶ月間摂取させたところ、6 mg、12 mgの摂取で骨形成マーカーのI型プロコラーゲン-N-プロペプチド減少抑制が認められたが、その他の骨形成マーカー (オステオカルシン、骨型アルカリホスファターゼ) 、骨吸収マーカー (デオキシピリジノリン、I型コラーゲン架橋C-テロペプチド) 、骨密度に影響は認められなかった (PMID:18547426) 。
その他
・男女2,926名 (男性1,295名、平均59.4±9.6歳、閉経前女性306名、平均47.0±4.7歳、閉経後女性1,325名、平均61.4±8.3歳、アメリカ) を対象としたコホート内横断研究において、食事からのケイ素摂取量は男性 (臀部、大腿骨頚部、転子部) および閉経前女性 (臀部、大腿骨頚部、転子部、ワード三角) の骨密度と正の相関が認められたが、腰椎の骨密度とは関連が認められず、閉経後女性ではいずれの部位においても関連は認められなかった (PMID:14969400) 。

出典:http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail579.html

ゲルマニウム

ゲルマニウムは、体の免疫細胞を活性化させる、
といわれていますが、実際のところはまだ研究途上であり、
確実なことは言えないようです

一時期、健康にいいなどという謳い文句で
大変もてはやされましたが、
専門的な研究では、未だ解明されていない
ことも多く、特にサプリなどによる過剰摂取や
怪しい健康食品にはご注意ください。

詳細は国立健康・栄養研究所のサイトをご参照ください。

 

まとめ

ミネラルは、人体では合成することができないので、
食べ物や飲み物から摂取するしかありません。

特に水は人体に欠かせないものなので、
水分を取るのと一緒に、ミネラルも取れれば
効率的ですよね。

ミネラルは、それぞれが補い合って体内で
それぞれの働きをしています。
ですから、特定のミネラルを過剰摂取してしまうのは、
むしろ体にとってマイナスです。

特に怪しげな健康食品にはご注意くださいね。

ウォーターサーバーの美味しい天然水を飲んで
美味しくミネラルを補給しましょう。