夏はキンキンに冷えた水をゴクゴクと一気飲みしたい!
冬は温かいお湯をほっ、とゆっくり味わって飲みたい。

と思うのは人の常。

しかし、体の中にキンキンに冷えた水を流し込んでも
いいんでしょうか?
はたまた舌をやけどしてしまうような熱いお湯を
飲んでしまったらどうなるんでしょうか?

今回は体にとって適度な
水の温度について案内します。

水を美味しく飲むための温度はどのくらい?

水を美味しく飲むためにはもちろん
適温があります。

1℃くらいのほとんど氷のような
冷たい水だと味がわかりませんし、
かといって90℃くらいの熱湯では
やけどをしてしまい、味どころではありません。

一般的に美味しいといわれている温度は
7~18℃程度といわれています。

おいしい水の温度の目安

軟水 夏/7~12℃ 冬/15~18℃
硬水 夏/7~10℃ 冬/12~15℃
炭酸水 年間/7~12℃

参考文献
『水の健康学』(講談社+α文庫) 著者:藤田紘一郎

出典:http://www.evian.co.jp/water/life/03/

つまり、水は冷たすぎず、熱すぎず
「常温」がちょうどいいということになりますね。

お湯の温度はどうでしょうか?

一時ブームにもなった白湯(さゆ)は
50~60℃が適温です。
これよりも温度が高いと火傷するおそれがあります。

ウォーターサーバーの温度は
各社ばらつきがあるのですが、
冷水は6~10℃
温水は80~90℃
が多いようです。

機種によっては、冷水の常温モードがついていたり、
省エネモードにすることで温水の温度を70℃程度に
保って電力消費を抑えるというものもあります。

健康への影響はどうなの?

5℃くらいの冷たい水は、
体に吸収されやすいです。

しかし、体を冷やしてしまうので、
冷えた体温を元に戻そうとします。
そのときに代謝が良くなります。

ダイエットには、あえて冷たい水を飲む
というやりかたもあるのですが、
その理由がこの代謝にあります。

逆に言えば、カロリーを消費して熱を発生させているため、
体力は消耗してしまうのです。

それに、冷たい水を飲みすぎてしまうと
胃腸を刺激して負担をかけたり、
体がどんどん冷えてしまいますので、
胃腸が弱い人や冷え性の人は注意が必要です。

15℃くらいの常温であれば、
ゆっくり体に吸収されます。

体温を下げないので、代謝は上がりませんが
体力も消耗しません。

冷たい水と常温の水、どちらが優れている
というわけではなく、ケースバイケースで飲み分けるのがいいです。

大量の汗をかいた時は、ある程度冷たい水を飲むことで
早く水分を吸収させるという必要があります。

ただ、汗をかいたからといって一気に飲むと体力の消耗が激しい上に、
最悪、水中毒になって体を壊してしまう恐れもあるので、
水分補給はこまめにするようにしましょう。

こまめに常温の水を飲むことで、
ゆっくりだけど十分に水分を補給できて、
体にも負担をかけないですむので、
普段はできるだけ常温の水を飲んでおきたいですね。

まとめ

水の温度は7~18℃、お湯の温度は50~60℃が適温です。

体の健康のためには、常温の水をこまめに飲むことで
体に負担をかけずに十分な水分を補給できます。

とはいえ、大量に汗をかいたときなどは、
すばやく水分を吸収しなければならないので、
冷たい水を飲むべきです。
そこは、ケースバイケースで。